Windows Vista 批判が多いが・・・ [パソコン]
Windows Vistaが登場してからかなりの批判を浴びているらしい。
その理由として一番多いのは「XPより重い」ということだろう。
本当にXPより重いのか
私はXPより軽いと考えている。
確かにXPの時と同じ容量のメモリを搭載していたら重くなる。
しかしメモリが2GB以上あれば快適である。
それにCPUはXPのデュアルコアよりもVistaのデュアルコアのほうが快適である。
それはVistaの場合マルチコア前提で作られているからだ。
XPはシングルコア前提にして作られているためマルチコアを最大限に使えないのだ。
次にVistaの売りであるAeroの機能だ。
これにより全体的に重くなるといわれているがAeroを有効にしたほうがCPU負荷が減り全体的にかなり軽くなる。
実験をしてみたので紹介したいと思う。
実験とはタスクマネージャを開きその上部をクリックしたままマウスをぐるぐると高速に動かしタスクマネージャを画面いっぱいに移動させるものだ。そのときのAero有効時と無効時のCPU使用率を計ってみた。
まずは私のPCのスペックから紹介する。
OS Windows Vista home premium
CPU Core2 DuoE4500
メモリ 2GB(1GB×2 デュアルチャネル)
グラフィック Intel G965チップセット
以上だ。
Aero有効時のCPU使用率は
30%前後だった。
しかし無効にすると
50%前後まで上がってしまった。
それは当然なのだ。
理由としてはビスタの場合(Aero有効時)GPUとCPUの役割分担が行われている。
そのためグラフィックはGPU、それ以外はCPUと分けられるためCPUの負荷が減るのだ。
ここでエアロを無効にするとGPUの仕事はなくなる。
今まではデスクトップ表示等のグラフィックをGPUが担当していたのに、すべてCPUに
仕事が回ってしまったのだ。
XPはまさにAero無効時と同じ状態である。
デスクトップ表示等のグラフィックはすべてCPU担当なのである。
しかもマルチコアCPUで最適化されていないためどれだけパフォーマンスが落ちていることかわかるであろう。
Vistaで私が一番便利と感じているところはスリープモードがあることだ。
スリープモードがあることによって次回起動時に数秒で立ち上がる。
XPの休止とは全然違う速度と安全性である。
実際にシャットダウンすることはほとんど無い。
かなり便利である。
さらにVistaではよく使うソフトの起動をメモリキャッシュを使い速くする機能まで備えている。
何度も起動していると速くなる のが実感できる。
XPにはない様々な機能がありSP1登場後、安定性も格段に上がったためお勧めである。
もう私はXPには戻れない。
特にXPを使っている人がVistaなんて「だめだ」とか批判しているが
ただVistaのことを知らないだけであり本当の機能を知らないだけであると私は考える。
文句を言うなら「使ってから言え」ということだ。
WindowsXP
Windows VISTA(アルティメット)
Windows7
OSX10.5
各種いろいろ触りましたが、私が思うにはXPもVISTAも一長一短なんじゃないかなーと思います。
確かにGPUにグラッフィク部分の処理を割いて、動作速度を軽減していますが、その他の余計な機能がデフォルトでONになっているため、UIの煩わしさが酷いです。
でも、システムHDDを交換するときなど、VISTA上位に搭載されている復元機能は本当に便利ですね
そのへんの[使い難さ]をある程度調整したWindows7ですが、β版という事もあり、互換性や安定性はまだまだ。
安定/設定面のしやすくなったVISTA SP2などに期待していたり。
(まあ、WindowsOS全般がどうにもファイルやメモリの扱い方がへたなので、そのへんが洗練してくれればと思うんですけどね)
by Uen (2009-02-09 16:14)
Uenさん
コメントありがとうございます。
私はビスタとXPのパソコンを2台持っているのですが
やはりビスタのほうが使いやすいなと思いますね。
XPにある煩わしさがかなり減ってるように感じます。
ビスタの今後の更新は楽しみですね。
by パソコンオタク (2009-02-17 00:01)
僕はビスタユーザーです。
確かにビスタは重いですがチューニングすればシングルコアで1GBのメモリでも結構快適に動作します。
僕的にはビスタに慣れてしまったせいか、XPは正直使いにくくなってしまいました。
by sy (2009-11-05 20:32)